犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る
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定価 : ¥ 2,520
販売元 : 築地書館
発売日 : 2004-02 |
内容はわかりやすく、興味深い。
しかし、訳文にはあまり感心できない。
日本語の文章のリズムに合わない体言止めが多用され、読みながら突然思考が途絶される感じだ。
「主張しまくる」「アホ面」と言ったあまり上品でない訳語も見受けられる。
本全体が持つ知的な雰囲気が台無しにされているようで非常に残念だ。
ペットとして飼おうと思っている人が読むと、半分読み終えた時点で犬を飼うのが嫌になると思います。
犬は、愛犬家が思っているほど純真無垢でも無いし、私欲を捨てて飼主に奉公するつもりも無い。 ハイエナは一般的に人間に嫌われるが、犬はそれと一緒だったんだよ、というショッキングな「犬」の生い立ちに始まり、生い立ちに由来する特徴的な行動の意味などを科学的に説明してくれています。
自分はちゃんと犬を躾ける事が出来ている、と自認する飼主の方も、一読される事をお勧めします。
本書は犬を溺愛する飼主にほど読みにくい本かも知れませんが、動物としての犬を理解する事によって、ペットとしての犬への接し方を大いに考えさせられると思います。
薄っぺらい”わんこ”本とは、大違い。ボリュームたっぷりのハードカーバー。読み応え十分です。もう、”わんこ””わんちゃん”とはおさらば。本当に犬を愛している人、もっと犬と知り合いになりたい人には必須です。
犬が人間に近づいたのではない。
人間が犬に近づいたのである。
実家の飼い犬が死んで20年以上が過ぎた。その頃にこの本があればもっとヤツの事が解っていたのに。雑種の赤犬だったが、かしこいヤツだった。この本は犬好きの人にはもちろんお勧めだが、犬が嫌いな人にも超お勧めだ。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という事だ。
本の内容には文句のつけようがないが、訳の文章に体言止めの多用が目に付く。この体言止めが結構不定期に文章中に現れるので、気になると結構読みづらい。原文のニュアンスを表すためかも知れないが、正直読みにくい。この点が校正時点で直らなかったのは、おそらく原文もそうなのであろう。ここがなければ星5つなのだが…。第二版以降に期待して星は4つ。
物心ついた頃にはもう傍らに犬がいた。五十年余りを常に犬と共に過ごして来たのも私にとって犬はいて当たり前、いなくてはならない生き物なのだ。
知人から借用した「犬の科学」を読み、大いに納得した。思い当たる個所では声をあげ笑った。子供の頃の体験や、遊びがいかに大事かということ、本能か否かのところ、人と犬の感性の大きな相違点等、面白く一気に通読、感動した。昨年十七年もの間、愛し合った(?)犬二匹を送り、改めてその存在の大きさを痛感しつつも、新しい犬を求めようかと目下ゆれ動いている。
犬を愛する人なら是非とも必読をおすすめ。