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犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い

犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い

人気ランキング : 46,015位
定価 : ¥ 777
販売元 : 光文社
発売日 : 2002-08

価格 商品名
¥ 777 犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い
オノマトペの入門書ですね

 私たちの身のまわりにはオノマトペ(擬音語や擬態語)などが溢れています。本書は,数あるオノマトペに関する本のなかで,非常にわかりやすい一冊だと思います。オノマトペの仕組みや変遷などが多くの具体的な事例によって示されます。

モモンガ最高!

 普段、何気なく使っている擬態語・擬音語が、こんなにも奥深いものだとは知らなかった。著者の強調するとおり、外国人とのコミュニケーションにおいて最もひっかかるのは擬態語のたぐいである。私の専門である英語でも、犬はbow、馬はneighと鳴く。動物は人間の言葉を話しているわけではないし、英語には50音なんて発音はないわけだから表記が変わってくるのは当たり前だ。でも、こんなにも違うのは不思議でならなかった。本書はそのちょっとした疑問に、幾つかの回答を提示してくれる、なかなか貴重な一冊であった。
 本書のテーマは日本語における擬態語・擬音語がどのように変形してきたかである。奈良〜現代の膨大な史料が取り上げられ、説得的に論じられる。なかでも変わらない擬態語、変わる擬態語の分析は秀逸であった。基本的には擬態語は変化しないものらしい。その中で変わらざるを得なかったものはどんなものか、それはなぜか、具体的に実例と原因が示され、なるほどとうなずかされた。
 著者の専門は動物の鳴き声の擬音語らしく、本書の後半は「動物の声の不思議」と題されている。しかし、この部分は正直言ってもうひとつであった。単に時代順に変遷を追ったのみで、こじつけのような説明も多い。犬の鳴き声が「びよ」から「わん」に変わった理由もちょっと受け入れがたい。もっと動物生態学の成果を取り入れて論じてくれたらしっかりしたものになったと思うのだが。それでもモモンガの鳴き声には笑わされた。

身近で未知のことばの不思議

 英語と比較すると4倍もの数になるという、日本語における擬音語、擬態語。本書はあまりに卑近であるがゆえにこれまで研究の対象とはされてこなかったこれらのことばに焦点を当てようとするものです。
 擬音語・擬態語を探ることで、その時代の持つ雰囲気を感じ取ることができるのではないか、という第1部の分析も楽しいものです。しかし本書の真骨頂はまさに第2部の動物の鳴き声にこそあります。タイトルにもある「びよ」という犬の鳴き声。どうやら室町時代頃までは実際に犬は「びよ」と鳴いていた可能性があるといいます。犬が「わん」と鳴くようになるのは江戸時代から。ではこの違いはなぜ生まれたのか? 著者は人間と犬のつきあい方が変わったからだと考察していきます。非常に興味深いので詳しくは読んで下さい。
 他にも「つくつくほうし」の鳴き方がたどった歴史的変遷を見ていく最終章や、男女関係の機微さえも映した猫の鳴き声を文化史的に考察する章など知的好奇心をそそられる話題が次々と提示されます。源氏物語における擬態語に見る紫式部の天才という論点も見事です。研究として緻密でありながらも、くだけた文章でしかも読者を豊かな日本語の世界に誘う良書です。

サブタイトル通りです☆擬音語・擬態語は面白いです☆

最近の日本語ブームや香山リカ先生いうところの「ぷちナショナリズム症候群」みたいなのが大嫌いな私。でも、文学については圧倒的に日本文学のとりこです。なぜって、擬音語・擬態語が面白いから!
というわけで、本書も新聞広告を見てタイトル買いしましたが、大正解でした。こういう専門分野の新書は、冗長になりがちなのですが、漫画や古典の資料が多く挿入してあるので飽きません。
私は、川上弘美さんや江國香織さんの小説が好きなのですが、その理由の一つが擬音語・擬態語が特有だからなんです。日本語を勉強している外国人の人も少し話せるようになってくると擬音語・擬態語がすごく面白いみたいですね。日本語ブームは好きじゃないけど、擬音語・擬態語の面白さを感じるとき、「あー日本語が!めて嬉しいな」ってつくづく感じます。
本書を読んで、更に日本語の素晴らしさを再確認すると同時に、多言語にも擬音語・擬態語に変わる面白さがあるのでは・・・と言語に対する興味が深まるばかりです。・・・話が横道にそれちゃいましたが、この本は、本を好きな方なら誰もを最後まで飽きさせないこと間違いなしだと思います。

おもしろい!

作者が夢中になってしまった、その気持ちがわかる。
しょっぱなから、たくさんの擬態語・擬音語が出てくるが、
そのどれもが、身になじんだ、耳に楽しいものばかり。
その反面、『あーそうなんだ、知らなかった!』
思わず叫んでしまうおもしろい事実がいっぱい。
なかでも、源氏物語の紫式部のこまやかな擬態語の使いわけなどは、
「これは、ぜひ、国語の先生に聞いてみてやろう」
などとほくそえみたくなる楽しさに満ちています。
日本語のいろんな研究本などはやはり専門家にしかわからない面があると思うのですが、
この本は本当にただ日本語の『ネイティブ・スピーカー』であるというだけで、
日本語のおもしろさ楽しめる方法を教えてくれます。
古典嫌いの学生さん。
読んでみてください。おもしろいよ。
この作者の大学での講義も聴いてみたいです。

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